フランスの観光地を紹介します
フランスをおすすめする理由
皆さんはフランスに多少の興味があってこのページを開いたことと思いますが、僕はフランスという国が大好きです。
ヨーロッパの大国として中世近代と発展してきた国なので、非常に興味深い建造物や芸術作品が多数あります。そのどれもが僕の心を掴んで離しません。
それにフランスの人たちも同じく好きです。
世間ではフランス人はフランス語が好きだから英語を喋れても話せないふりをするとかいろいろ言われていますが、僕が出会ってきた人たちは皆気さくで優しい人たちばかりでした。
農作業をほっぽり出して、自転車で走る僕の前を走って道案内してくれる人もいました。
フランスは各地を訪れてほぼ1周したので、有名な観光地は大体経験しました。
プロヴァンスとコート・ダジュール地方のみ訪れていないのですが、それは今後の人生の楽しみにとってあります。
ほかの地域はほとんど全て訪れたので、ここに各地方を代表する都市やその観光地を簡単にまとめてみました。
フランスは地域ごとに特色があり、中々フランスという国の全体像を把握することが難しいと思います。
僕自身がそうだったので、各観光地ごとに採点とレーティング付けを行ってみました。
このページを見ればフランスがどんなところなのか、どんな観光地があるのか、どの地方が面白そうなのかといったことが大体分かると思います。
観光する際の参考にしてください。
フランス各地方の地図と目次
9.ミディー・ピレネー、ラングドック・ルシヨン、ケルシー、ペリゴール地方
13.フランシュ・コンテ地方
14.コート・ダジュール、プロヴァンス地方
15.コルシカ島
アルザス、ロレーヌ、シャンパーニュ、フランシュ・コンテ地方
この地方はフランスの中でも特にお気に入りの場所です。チーズやワインの世界的な名産地で、街の郊外にはどこまでもぶどう畑が広がっています。可愛らしい街並みがフランスらしいこの地方のおすすめの場所をいくつかご紹介します。
「リクヴィル」
・「ぶどう畑の真珠」と形容される大変美しい村。
・統一された街並みが非常に可愛く、一目でお気に入りの村に。
・オススメは街の裏にあるブドウ畑の丘からの眺め。リクヴィルの街が一望でき絶景。
リクヴィルはこんなところ
リクヴィルは「ぶどう畑の真珠」と呼ばれ、”フランスで最も美しい村”にも選ばれた人口2000人に満たない小さな村です。古くからワイン造りの村として知られていてぶどう畑のど真ん中にあります。
街歩きをしてもその美しさを味わえると思いますが、村の背後にあるぶどう畑の丘を登ればリクヴィルの村と遠く続くぶどう畑を一望できます。素晴らしいの一言に尽きますが、フランスの田舎の風景は心が落ち着きますね。
街でフランスパンとツマミを持ってきてピクニックをしたら、ものすごく素敵な休日になりそうだなと思いました。
素晴らしい場所なので、アルザスに行くなら是非ここに立ち寄ってみてください。
「ストラスブール」
ノートルダム大聖堂
・ストラスブールの街のランドマークとなっている大聖堂。
・フランス各地で100以上の教会を見てたが、ここ以上に美しい教会は無い。
・繊細な彫刻が大変美しく、ストラスブールを訪れた際は必見の観光スポット。
ストラスブールはこんなところ
ストラスブールは交通の要所として栄えてきた街で、街の名前の由来は”道の街”です。ドイツ国境と凄く近くて、街並みや装飾品などがドイツの影響を多く受けていたのが印象的です。
ここは木組みのアルザス地方特有のメルヘンチックな家が多くて、街並みがとても綺麗で可愛いです。
そして何よりこの街には”ノートルダム大聖堂”があります。僕はフランス国内だけで多分100以上の有名な教会を見てきましたが、この教会ほど美しく感動した教会はありませんでした。
高さは142mで中世に建てられた教会の中では最高の高さを誇り、圧倒的な大きさでした。また正面には彫刻がびっしりと彫られていて、その繊細さと美しさには畏敬の念さえ覚えます。
こんなものを造れるとは人間は凄いなと関心した記憶があります。フランスの都市の中でもここはおすすめです!
「コルマール」
・ハウルの動く城のモデルとなった有名な街。
・中世から変わらぬメルヘンちっくな可愛らしい街並みが特徴。必見の街。
・何気なく道端や窓辺に添えられた花が大変街並みの雰囲気にマッチしていて、フランス人の美意識に脱帽した。
コルマールはこんなところ
コルマールは”ハウルの動く城”のモデルになった街として凄く有名なところで、戦災を免れた中世の可愛らしすぎる街並みが残っています。
狭い運河沿いに建てられた木組みの家の可愛さに世界中の人が魅了されています。
もちろん僕も超この街が大好きです。新市街と旧市街に分かれているので、街に着いたら旧市街に直行してください。
小さな船に乗ることができるので、それに乗って運河沿いを観光するのも凄く楽しいです。
因みに僕はここで食べたアルザスのチーズで作ったキッシュの味が忘れられません。あのチーズ美味しかったなぁ・・・。
アルザス、ロレーヌ、シャンパーニュ、フランシュ・コンテ地方で撮影した写真
ピカルディー・ノール地方
フランスの北端、ベルギーと国境を接し、海を挟んでイギリスを望むこの地方は、古くから商業の伝達路であったために、フランスの中で最も早くから開発されてきました。
観光地として脚光を浴びることのあまりない地方ですが、僕が訪れた「アミアン」にあるアミアン大聖堂はそれはもう素晴らしかったので、イギリスやベルギーに向かう途中にでも寄ってみてください。
「アミアン」
アミアン大聖堂(ノートルダム大聖堂)
・アミアンの街を代表する観光スポットでありランドマーク。
・外観も素晴らしいが、内部がこの大聖堂の必見ポイント。垂直に広がる空間が本当に素晴らしい。
・内部の空間に鳥肌が立つほど感動。中世にこの場所に連れてこられたら、恐らく神の存在を信じたと思う。
アミアンはこんなところ
アミアンといえばアミアン大聖堂(ノートルダム大聖堂)というくらい有名な聖堂があります。アミアン大聖堂はフランス最大のゴシック様式の教会で、ゴシック建築の傑作として世界遺産にも登録されています。
あまりに巨大な大聖堂なので、当初見たときには大変驚きました。
そして正面(ファサード)に彫られた彫刻の美しさと、緊張感の半端ない神々しすぎる内部空間に鳥肌が立つくらい感動したのを覚えています。
この教会は13世紀に建てられたもので民衆に信仰を促すための効果も期待されていたものですが、その時代にこんなものを見せられたらこの世に神様がいると直ぐに信じただろうなと思います。それくらい凄い建造物でした。
夏やクリスマスの時期の夜になると、このアミアン大聖堂の正面にレーザー光線によってプロジェクションマッピングが行われ、創建当時の美しく着色された大聖堂の姿が蘇ります。
現在の色彩のない白亜の大聖堂も凄く好きですが、このカラフルなアミアン大聖堂も圧倒的に美しいです!
あとライトアップ前には正面の階段あたりに街の人たちが集まってきて、その前で紙芝居屋やオルガン屋?(レバーを回すと音楽の流れる謎のオルガンのようなものを持っているおじさん)がみんなを盛り上げます。こういうのも日本にあるといいなと思うくらい和やかな風景でした。
あと運河沿いにあるサン・ルー地区も街並みが綺麗ですし、レストランやカフェが並んでいて活気がありました。こちらもセットでどうぞ。
ピカルディー・ノール地方で撮影した写真
ノルマンディー地方
フランス北部、イギリス海峡に面した一帯は、9世紀ごろに北方から移り住んできたノルマン人(ヴァイキング)にちなんで、ノルマンディー地方と呼ばれています。
ノルマンディーと言えばやはりモンサンミッシェルが有名で、孤島に建てられた修道院の神秘的な雰囲気で世界中の人々を魅了している世界的な観光名所となっています。
「カン」
男子修道院
カンはこんなところ
カンは第二次世界対戦のノルマンディー上陸作戦の舞台となった場所で、1944年6月6日の未明に始まった連合軍による史上空前規模の上陸作戦によって、 歴史ある美しいこの街は4分の3を焼け野原にされました。しかし現在はその傷跡はどこにも残っておらず、見事に蘇った美しい街並みが特徴的です。
戦災を免れた”男子修道院”と”女子修道院”がこの街の見どころです。男子修道院の前には各国の国旗が風になびいていて建物と併せて格好良かったです。修道院の中はガイド付きの見学ツアーで見て周ることができて、中庭が凄く綺麗でした。
僕が印象的だったのは女子修道院で、すぐ横に建っているトリニテ教会の奥のステンドグラスの色が怖すぎてビビりました。奥は暗くて、そこにシンプルな紫色のステンドグラスが怪しく光っていました。凄い教会だなと思いました(笑)
「ルーアン」
ノートルダム大聖堂
ルーアンはこんなところ
ルーアンはローマ時代からの歴史を持つ古都です。木組みの家が並ぶ旧市街には、荘厳なゴシック模様の大聖堂や教会が点在していて、「街そのものが美術館」 と呼ばれるほど美しい街並みを持っています。また、この街は15世紀にジャンヌダルクが火炙りになって処刑された場所としても有名で、悲劇の場所には彼女の名前をとったジャンヌダルク教会がたてられています。
街並みも気に入っていますが、やはりノートルダム大聖堂が凄く良かったです。高さ152mの尖塔が街の色んなところから見えますし、美しすぎました。凄く 繊細な彫刻が教会の正面に施されていて、ずっと見ていたくなるような美しさです。僕が見た教会の中でもトップクラスの美しさでした!
モンサンミッシェルに行った後はパリにすぐ戻るのではなくて、ここまで少し足を延ばしてみるものおすすめです。
モンサンミッシェル
・あまりにも有名な世界的な観光地。
・全員最大の期待値でここを訪れると思うが、それを上回る美しい街並みと景観がここにある。
・夜景がありえないほど美しいため、ここに宿泊する人はこの街が見渡せる場所まで道路を引き返すべし。
モンサンミッシェルはこんなところ
恐らくフランス旅行に来た人は大抵訪れるであろう、世界を代表する観光地です。
かつては干潮時のみモンサンミッシェルへの道が開いてアクセスできていましたが、現在では島へと通じる道が整備されていていつでも島へ渡ることができます。
個人的には島の内部よりも、外側からこの島を眺めるのが好きです。特に夕暮れ時と夜のライトアップ時のモンサンミッシェルのシルエットは素晴らしいの一言です。
夕暮れ時とライトアップ時には是非島の外へと足を運んでみて下さい。
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