アイトベンハッドゥの観光はこれで完璧! 見所とアクセス、ホテルを紹介

こんにちは、サラリーマンバックパッカーのMIASです。アイトベンハッドゥ(アイトベンハドゥとも言う)は異国情緒溢れる観光地として人気の場所ですが、まだまだ情報が少ないのが現状です。

この記事では観光スポットや街並みについて実際に撮影した写真で紹介しているので、どんな街なのか、見所はどこなのかを理解しやすいと思います。最後にアクセス方法とおすすめホテルについても記載しているので、この記事を読めばアイトベンハッドゥ観光はきっとバッチリです!

アイトベンハッドゥ(Ksar of Ait Benhaddou)の基本情報(アイトベンハドゥ)

アイトベンハッドゥの評価

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レーティング
・非常に原始的な建築群で、日本との距離、文化の違いを感じられる。
・周囲はかなり乾燥しており、星が非常によく見える。天の川もばっちり。
・似たような作りの集落は幾つかあったが、ここが圧倒的にクオリティが高くオススメできる。

アイトベンハッドゥってどんなところ?

マラケシュとワルザザートを結ぶ道から少し外れた場所に、土でできた巨大なモニュメントが密集している目を引く原始的な集落があります。これが1987年にユネスコの世界遺産に登録された「アイトベンハッドゥの集落(Ksar of Ait Benhaddou)」です。アイトベンハドゥとも言います。

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お互いに身を寄せ合うように立ち並んでいる住居は城壁に周囲を取り囲まれ、その城壁のコーナーごとには巨大な土でできた塔が設置されています。実はこれがモロッコ南部のワルザザート州の伝統的な建築様式なのです。

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モロッコ南部(アトラス山脈以南)のカスバ街道やワルザザート周辺には同様の建築様式の集落(カスバ)が数多く残っています。その中でも特に規模が大きく保存状態の良いアイトベンハッドゥが世界遺産に登録されたというわけです。

アイトベンハッドゥの歴史

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アイトベンハッドゥを代表とする村落(カスバ)は、最も古いもので17世紀前後のものしか現存していません。しかし、カスバを建設する技術は非常に早い段階からモロッコ南部に伝わっていたことが現在分かっています。

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この地域はマラケシュとスーダンを結ぶ隊商交易の中継地として栄えた場所で、盗賊などから身を守るために、砦のような城壁で囲まれた構造になっています。そのなかで特に有力な部族だった「ハドゥー族」が築いたものがアイトベンハッドゥなのです。

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ちなみにワルザザートはハリウッド映画の撮影によく使用されることがあり、例えば、「スターウォーズ」、「ハムナプトラ」、「アラビアのロレンス」、「ソドムとゴモラ」、「グラディエーター」、「007」などの多くの映画の撮影がこのアイトベンハッドゥ内で行われています。
一部の映画の撮影に使用したセットはワルザザートに保管されているそうなので、上記の映画ファンの人は寄ってみてください。

アイトベンハッドゥ観光の見どころ

アイトベンハッドゥの構造

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アイトベンハッドゥの集落は敵が侵入してきた場合でも十分に身を守れるように、中の道は迷路のように入り組んでいて、住宅の1階部分には敵が入ってこないように窓が作られていません。

IMG_5292最上層の食糧庫

また、城壁には銃窓が開けられていたり、集落の中心部に籠城に備えた食糧庫が準備されていたりと、外敵との戦闘を前提にこの集落は設計されているのです。ただの飾りではないその機能美が、この集落を非常に魅力的なものにしているのは間違いありません。美は様式に宿りますからね。

アイトベンハッドゥのビューポイント

アイトベンハッドゥは比較的保存状態の良い集落が残るこの地域の中でも、格段に美しい姿を現代に残しています。ここではその姿を眺めるにふさわしい3つの場所を紹介しましょう。

遺跡の対岸にある新しい村

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バスやタクシーでアイトベンハッドゥにアクセスすると、まずは幹線道路沿いにある新しい村にたどり着きます(遺跡に行くには川を渡る必要がある)。この幹線道路沿いから見るクサル(要塞化した村)は非常に美しいです。ホテルや家の隙間からどこでも観れるが、特に開けた場所は観光バスや観光客で賑わっているのですぐにわかると思います。

クサルへと渡る橋の下流

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クサル(要塞化した村)に行くには川を渡る必要があるが、その川を200mほど下ったところにある河原から見るアイトベンハッドゥの旧市街は非常に美しいです。
単なる見かけだけのデザインではない機能美にすごく感動しました。ここは非常にオススメしたいスポットです。

クサルの頂上にある広場

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アイトベンハッドゥの旧集落の頂上には何もない広場(食料庫がある)があり、ここから見る眺めが素晴らしいです。街の裏側には何もない荒野が広がっており、異国情緒がすごいです。
眼下に見下ろすアイトベンハッドゥの街並みは必見でしょう。

アイトベンハッドゥの星空

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アイトベンハッドゥ周辺だけに限ったことではありませんが、これまでの写真からわかるように、アトラス山脈以南の地域は非常に乾燥した地域です。空気中の水分が少ないため、この地域は天体観測に適した場所となっています。
周辺には宿も何件かあるので、ここで一泊してマラケシュやワルザザートなどの街の中では見ることのできない、素晴らしい星空を眺めてみるのもオススメです。大体ホテルの屋上は解放されているので、夜間にヒンヤリした屋上に寝転がって星を数えるのも中々オツなものです。

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アイトベンハッドゥのおすすめホテル

ダル エル ハジャ(Dar El Haja)

・価格:1部屋あたり2名宿泊で5500円〜
・クオリティ:★★★★☆
・立地:★★★★★
<口コミ>
・クサル(要塞化された村)の中にある、日干しレンガ造りのホテル。
・完全にアイトベンハッドゥの景色に同化しており、立地は最高。
・部屋は清潔で、景色も良い。

パラダイス オブ サイレンス(Paradise of Silence)

・価格:1部屋あたり2名宿泊で5000円〜
・クオリティ:★★★★★
・立地:★★★★☆
<口コミ>
・アイトベンハッドゥの集落の対岸にあるおしゃれな新しいホテル。
・暖炉があるロビーが人気で、とてもリラックスできる雰囲気。
・プール付きで部屋も綺麗なため、コストパフォーマンスが高い。

バグダッド カフェ(Auberge Bagdad Cafe)

・価格:1部屋あたり2名宿泊で8500円〜
・クオリティ:★★★★★ オススメ!
・立地:★★★★☆
<口コミ>
・アイトベンハッドゥの対岸にある非常に綺麗なホテル。
・中庭にプールがあり、自由に泳ぐことが可能。影もあるので涼しい。
・部屋も美しく、個人的にここが一番コスパが良い宿だと思う。

ホテルの探し方

ホテルはAgodaかエクスペディアの地図検索が便利です。下記より予約できます。※Agodaとエクスペディアではほぼ料金が同じですが、たまに片方がセールをしているので、両方チェックすることをオススメします。

TripAdvisor (トリップアドバイザー)は少し高めですが、クオリティの高いものが多い印象です。検索できるホテルの数も多いです。この3つをチェックしておけば90%以上のホテルは網羅できると思います。

>> エクスペディアからアイトベンハッドゥのホテルを検索する(地図から選ぶ)
>> Agodaからアイトベンハッドゥのホテルを検索する
>> トリップアドバイザーからアイトベンハッドゥのホテルを検索する

アイトベンハッドゥ(Ksar of Ait Benhaddou)へのアクセス

アイトベンハッドゥの地図

アイトベンハッドゥへの行き方

バスはCTMとスープラトゥールバス(SUPRATOURS)、民営バスの3つがあります。民営バスは一番安く移動できますが、クーラーが付いてなかったり頻繁に立ち止まるので快適な旅とはいきません。CTMとスープラトゥールバス(SUPRATOURS)のどちらかを選択することをお勧めします。

マラケシュから

・ワルザザートまでバスで約4時間半。チケット代は1000円程度。
・ワルザザートからグランタクシー(乗り合いバス)。1人あたり400円程度。

ワルザザートから

・ワルザザートからグランタクシー(乗り合いバス)。1人あたり400円程度。

ガイドブック

より詳しくモロッコのことを知りたい場合はこちらもどうぞ。地球の歩き方は旅人のバイブル的存在で、写真+日本語で分りやすいです。Lonely Planetは英語ですが、情報量が非常に多くお勧めです。写真はあまりありません。どちらか1冊持っていけば事足りると思います。

より歴史や文化を深く学びたい人にはこちらをおすすめします。文章から作者のモロッコへの愛が伝わってきます。上のガイドブックに加えてどうぞ。

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