恐山の観光情報(雨の日)

9月頃に恐山に行って観光してきました。
そのときはあいにくの雨でせっかく来たのに残念だなーと思っていたんですが、雨の日の恐山が半端なく雰囲気が出ていました。
今回はそのことについて書いてみようと思います。
恐山の基本情報

恐山は青森県の北端、下北半島の中央部に位置しており、「高野山」、「比叡山」と並んで、日本三大霊山と呼ばれている霊場です。
かつては宇曽利山「うそりやま」と呼ばれていたのが訛って、現在の「おそれざん」になったそうです。
お寺の正式名称は「恐山菩提寺」で本尊は「延命地蔵菩提」です。
ここでは地蔵菩薩(じぞうぼさつ)が信仰されています。
お地蔵さまは「子供の守り神」として信じられていて、ここ恐山ではお花の代わりに風車をお供えする変わった風習があります。
また、死んだ人の魂はここ恐山へと飛んでいくのだと信じられてきました。
そうした信仰があるため恐山には死者の魂を呼び寄せられる「イタコ」がいて、口寄せを行っているということでも有名です。
まぁ“シャーマンキング”に出てくる恐山アンナみたいなもんですね。
ちなみに今回はイタコはいなかったっぽいです。常駐している訳じゃないそうですね。
それでは前置きはこれくらいにして、恐山の写真をご覧ください!!
恐山の観光スポット

恐山の入口ではいかつい石像がお出迎え。

うわ、雰囲気満点です(笑) まじで何か居そうな感じですね。

ここでは花の代わりに風車を供養のために供えるそうです。誰もいない境内でくるくる回っていて、凄く不気味です。

ここでは硫黄が地面から噴き出していて、かなり荒涼とした場所です。

こういった場所は「地獄」と呼ばれています。昔の人からしたら確かに地獄だと思える風景ですね。

でた! 「賽の河原」! でもまぁそう言ってるだけやろうと思って先に進むと・・・

こわ!! 完全にあの世じゃないですかここ(笑) 風車がひとりで回っていて不気味すぎます。

多分普通はこんな感じではないのだと思いますが、この日は霧で対岸が見えず、半端ない雰囲気を醸し出していました。

恐らくここは晴れの日よりも、雨の日に観光した方が楽しめるのではないかと思います。

凄く神秘的で綺麗ではあるんですが、人が少なかったので怖さの方が勝ってましたね。

僕は泳ぐのが大好きなんですが、ここで泳いだら連れていかれそうです。
とまぁ、恐山はこんな感じです。中々下北半島まで行くことはないかと思いますが、見どころが沢山あるので行ってみて下さい!
恐山へのアクセス

電車で恐山へアクセスする場合
①青い森鉄道の青森駅から八戸行の電車に乗って「野辺地駅」まで行きます。(約45分)
②そこからJR大湊線に乗り換えて下北駅まで行きます。(約1時間) ちなみに下北駅はJR東日本最北端の駅となっています。
③路線バスに乗り換えて恐山へと向かいます。運賃は800円で45分程で恐山に到着します。1日に4便(恐山大祭の期間は増便)しかないので時間はしっかり確認しておきましょう。
車で恐山へアクセスする場合
青森駅から約2時間30分で到着することができます。
恐山の地図



地図を見てもわかりますがむつ市の近くなのでむつ市の観光もできますね。
恐山霊場 : 青森県むつ市田名部宇曽利山3-2
電話番号 : 0175-22-3825
東北について 【必見!】東北の観光スポットを絶景写真で紹介! にまとめているので良かったらそちらも見てみて下さい。
コメントを残す